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亜麻布二十エレは上衣一着に値する
逃亡くそたわけ
逃亡くそたわけ

意外や意外。『イッツ・オンリー・トーク』『海の仙人』『袋小路の男』ときて、まさかこう来るとは!
福岡の精神病院に入院している男女がポンコツ車で逃亡を続けるロードノベル。

まず、「くそたわけ」というタイトルからして驚き。そんな私は関東生まれ関東育ち。
そして随所に散りばめられる博多弁満載な会話とリタリンなどの薬の名前、そのアンバランスさが絶妙。あと、花ちゃんは躁状態なのではなしも躁な状態にひっぱられて、なんだかよくわからないけど、妙なテンションの高さがある。
とにかく、今までの絲山秋子の作品とは全っ然違う印象。
それでも、不思議と魅力があってわたしは好き。うじうじ悩むのではなく、(もちろん病気のことがあるんだろうけど)ぱーっと何事もやってみて、行動あるのみ!逃げろ!というはちゃめちゃさはけっこう好きだ。追い詰められてどうしようもなくなって、逃げるのだけれどラストはなぜかすっきり。ふしぎと爽快な印象。
これは方言の魅力だったり九州の魅力でもあるのだと思う。
妙なテンションの高さと不思議な爽快感でした。
次はどんな作品を読ませてくれるのかな。
| Book | 22:54 | comments(4) | trackbacks(4) |
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COMMENT
あさこさん、こんにちは。
私は、絲山秋子さんを初めて読んだのですが、今までの作風とは違うんですね。
この作品、結構気に入ったので、他の作品も読もうと思ったのですがどうかな。
九州人の特徴を巧くとらえていて面白かったです。確かにこんなテンションの人います(笑)
| おとぎ | 2005/03/12 4:26 AM |
おとぎさん、こんばんは!
絲山さんのほかの作品、「逃亡くそたわけ」ほどのテンションの高さはないと思います。
もっとしっとりとした作品かな。
印象が近いのはデビュー作の「イッツ・オンリー・トーク」だと思います。
私はどの作品も好きで、なかなかに目が離せない作家さんです。

おぉぉ!九州人の特長がうまく出ているのですか!うわぁ、なんだか楽しそう〜。
博多弁て読んでてリズムがあって、とても楽しかったです。
そうか、こんなテンションのひともいるのですね(笑)
| あさこ | 2005/03/12 11:03 PM |
あさこさん☆爽快でした!
ハイテンションの花ちゃんに引っ張り回されるなごやんって、実は可哀想な人だったんだなぁって思います。
いつも無い物ねだりして、理屈ばっかりこねて、今時ってこういう人が増えてるのかなぁ?
それにしても、2人の旅はムチャクチャだけど、とても楽しげだなぁ!
| Roko | 2005/09/12 10:35 PM |
Rokoさん、こんばんは〜
TB&コメントありがとうございます!
爽快でおもしろいロードノベルですよね。
くすり、と笑えるところもあって。
なごやん、実は自分にも思い当たるようなところがある気がします〜。いやはや、ダメですねえ。
車でひたすら走る旅というのも楽しそうですよね!いつかやってみたいっ!!
| あさこ | 2005/09/13 11:31 PM |
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