2007.02.21 Wednesday
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2007.02.21 Wednesday
回想回転扉の三島由紀夫(・e・) いやいやいや、この本すごかったんですが!!! も、これはホント腐女子は読んだ方がいいよ。同好の士(…)ならば、ちょ、ちょっと…!!て思う描写がてんこもりです。 いや、マジメな三島ファンが読んでもおもしろいと思いますが…マジメな人向けにかかれた本なわけだし…文春新書だし…角川ビーンズとかラピス文庫とかじゃないし…。 いやだがしかし!これは本当にそっち方面でも(…)すんごくおもしろい!とおもう。 まず、最初の一文からしてぶっ飛ぶ。アニキ…、兄貴ってあんた・・・!と色めき立つわたしでした。 著者の目線が、三島への愛憎があっておもしろい。愛が感じられる描写と、手のひらを返したように残酷な描写がある。あと、この本を読む限りだと、わりと三島ってマスコミからはイタイ作家だと思われてたのか?なんて感じる。同時代に生きている人にとっては、三島がまたあんなこと言ってるよー(プゲラ)みたいな感じだったんですかねぇ。 以下、内容にふれますのでまっさらな気持ちで読みたい方は注意してください。 2007.02.02 Friday
活字倶楽部 2007冬号(・e・) 作家さんたちのマイベストブックと長嶋有インタビューが良かった。 長嶋さんて芥川賞受賞作しか読んでないので、ほかの作品も読んでみたい。 特に これは読んでみたいわー。 2007.02.01 Thursday
みんな大好き柴田元幸せんせいの特集! ユアグローのインタビューもあり、で読み応えばっちり。 レベッカ・ブラウンの短編もあるのがうれしい。 2007.01.30 Tuesday
カンバセイション・ピース(・e・) 保坂和志初読み。 前々から気になってはいたのだけど、このたび『本を読む人々。』の読書会コミュで1月の課題図書に決まったので読んでみることに。 いやー最初は、まっっっっっっっっっったりとした文章、雰囲気、空気感に何度も何度も眠くなりました。おもしろくないわけじゃなくて、でも大きな出来事や事件があるわけじゃないから、ゆるゆるとまったりとした感じで読み終えた感じ。 読み終わっても続きを読まなきゃ、みたいに思える本。一文がわりと長くて、それもまた読むスピードが遅くなる原因かも、と。でも、そういう時間とかを気にして読む本じゃないのかもしれない。ふとした時に、ゆったりじっくりまっっったりと楽しむ本なのかも。 嫌いじゃなかったです、こういう本。次は、小説論を読みたいかも。 2007.01.28 Sunday
エスケイプ アブセント(・e・) おれこういう静かな確信みたいなもんに弱いの。 だめ男を描かせたらほんとうに巧い。文章からだめっぷりが浮き上がってくる。 短編がふたつ?と思ったら、ふたつあわせて一つの作品でした。 それぞれが、単品でも読み応えがあってすばらしいのだけど、文体も違うふたつの作品がラストになると、ぞくり、とした。 すっげーーーー!と思いましたよ。とてつもなく好き。 わたしは読み終えたあと、もう一回読み返しました。 すごすぎる。 2007.01.28 Sunday
この庭に(・e・) わたしったら、『からくりからくさ』を読まずにこの本を読んでしまいましたよ。 いや、ふつうに楽しめましたが、リンクしているらしいので…。もったいなかったなぁ。 積んでないではやく読もうとおもいました…。 ものすごく寒い日に、ふとんにくるまって(なるべく暖房はつけないで)真っ白い息を吐きながら読んでみるといいかも。黒いミンクと、さむいさむい日のおはなし。
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